いざ猫と暮らすとなると、
気になること、心配なことは幾つかあります。
その中のひとつに「爪とぎ問題」があります。
用意した爪とぎだけを使ってくれるのだろうか。
大切な家やお気に入りの家具に爪とぎされたらどうしよう・・・
猫のいるお宅でよくみかけたのは、
壁紙や障子や扉やソファーがボロボロになっている。
実家でもそうでした。
ユーチューブの猫動画は楽しいです。そして、
猫と生活していながら、お部屋がキレイ、お家がキレイ。
そんなお宅の猫さんらに共通しているのが飼い主さんとの信頼関係。
それが映像からも伝わってきます。以心伝心なんだ。
そこで、我が家に迎える前に、猫の習性をしっかり理解するところから始めてみました。
猫の本を何冊も読みあさったり
動物愛護センターで開催していた猫の講習会などにも参加してみました。
とっても勉強になりました。
現在、暮らしはじめて半年近く経ちましたが、想像していた心配はありませんでした。
ちゃんと、そうならないよう工夫をしたからです。
100%ではありませんが、80%~90%は防止できると思いました。
ただし、どう工夫しても、どうしても、
やりたくなる場所やモノはあるようなので
その場合は仕方がないとある程度、覚悟も必要だと思います。
私たちが工夫すれば解消できる場合もあったので、以下にまとめてみました。
猫の爪とぎ 防止できるひと工夫
爪とぎは、「家に1個」とか「一匹に1個」じゃなく、
あらゆるところに用意するのがオススメです。
我が家には数えてみると9個も用意していました。
猫はそれぞれ、好きなやり方、好きな材質が違うそうです。
さらに設置場所もポイントかも
材質とやりかたについて
●材質。麻素材が好きな猫、ダンボール素材が好きな猫。
●位置。平置きが好きな猫、タテ置きで立ち上がりながらする猫。など
自分の猫がどのタイプが好きなのか見つけてあげるのが飼い主さんの役目のようです。
ちなみに我が家の9個の爪とぎは、種類も材質もそれぞれ、場所も考えて設置しました。
どんな時に猫が爪とぎをするのか、行動パターンをよく観察しました。
設置場所について
●遊びたい、よしこれから遊ぶぞー!という前に爪とぎをします。
走り回って遊ぶ部屋に置いたり、遊びたいと誘われるタイミングの場所に置く。
上写真、寝床の真下に、さらに遊び場所でもあるので置きました。よく使います。
●寝起きにストレッチ&爪とぎをします。
お気に入りの寝場所の近くに置く。寝床が数か所あればそれぞれに置く。
上写真は、仕事をしているテーブルの下でよく昼寝をします。
目覚めると、近くの爪とぎを良く使います。
仕事をしていると、遊びたいのアピールもココでするので、その合図にここでも
爪とぎをよく使ってくれます。
●ご飯を食べる前にも爪とぎします。
ご飯のお皿のすぐ隣に置く。ご飯が用意されるのをまっている間にもしています。
よーし食ってやっぞーという意気込みかな(^_^;)
●爪とぎしたくなる対象物の近くに置く。
うちは決まったソファーの上に登って
爪とぎをしたりします。してほしくないのですが、気に入ってしまったので、
そのすぐ隣に、お気に入りの黒いカゴ素材の爪とぎを置きました。
すると効半減しました。
完全にはやめてくれないので、半分は覚悟して諦めています。
上写真の黒いBOXカゴは、爪とぎ用品ではありません。ただのBOXです。
爪とぎしやすく気に入られたので、爪とぎ用にしました。
●人間のベッド(布団)の隣。
なかなか目覚めてくれない飼い主さんに
業を煮やしてマットレスに爪とぎをすることがあると思います。
すぐ脇に爪とぎを用意してから、爪とぎを使うようになりました。ベッドにはほとんどしなくなりました。
●畳やフローリングに絨毯(じゅうたん)をしく。
畳にだけは絶対されたくなかったので、絨毯を敷く工夫をしました。
ここでよく狩りの遊びをします。遊んでいると途中で絨毯に爪とぎをすることも
ありますが、畳では全くしない良い子でした。一安心しました。
我が家の猫シロくんは、いろんなタイプの爪とぎをまんべんなく使ってくれました。
その中でも、平置きの価格の安いダンボール素材を
一番よく使うので大変助かっています(嬉)
うちは、里親募集から穏やかな大人の猫を引き取りました。
段ボール製の爪とぎのみ使うと教えてもらっていました。
とはいえ、我が家にきたら変貌するかも。と半信半疑で(^_^;)
穏やかでゆったりしている性格が私たちにはとてもあってました。
いたずらをしない大人の猫ちゃんを引き取るのもひとつの方法です。
もし、やんちゃな子猫だった場合、最初が肝心かもしれません。
爪とぎもできるポールのキャットタワーなどあると良い対策になる気がします。
万が一、壁や柱をイタズラし始めて止まらない場合は
そこを爪とぎ場所に開放するか、防止グッズなどもネットで探すと
良いアイテムを発見することもできます。
爪とぎから柱を守る製品はこちら、参考まで ⇒ 【楽天通販】壁・柱を守るコーナー爪とぎ 種類いろいろ
いろいろ対策をしましたが、一点対策しきれていないのが、網戸です。
鳥を発見したときに、興奮して網戸に爪とぎをしてしまうことがあります。
もしボロボロになった時はペット専用の網戸に変えようと思いました。
張替え用のネットが通販であったので、これなら安心かも。
ペット用の網戸ネット参考まで ⇒ 【楽天通販「ペットディフェンス」 ペット用張替え網戸】