我が家の猫たち、グラス系(イネ科)の草がとても好きです。
猫草用のえん麦よりも、もっと歯ごたえ硬さのある、ススキや野性味あふれる道端の雑草(今回はヒメシバ)などを土産に持ち帰ると、大興奮です。
えん麦でなくても、好みの草を食べさせてあげようと、いろんな種類のグラス類(イネ科)を集めてきました。
また猫は日によって食べわけたり、猫それぞれに好みが違ったり、つい食べる姿がカワイイあまりよかれと思って集めてしまいました。
しかし、ある日、心配していたことが起こりました。
血が混ざったピンク色の胃液を吐いてしまったんです =͟͟͞͞(꒪ỏ꒪)さーーー
考えてみれば、草を食べて毛玉を吐くというより、嗜好品として草を食べ、ただ吐いていたようです。
うちの猫は、ほぼ毎日ブラッシングをしているので、毛玉や便秘のために草を食べていない感じです。
草を食べて、ただただ苦しそうに胃液を吐く。
人間で例えるなら・・・
お酒を飲みすぎて気持ち悪くなってくっさいゲロして、すっごく後悔する。そのようなものなのだろうか。。。
そして、吐くだけではなく、更に困っていたのは、うんちの際にお尻から草が全部できらずに、肛門につき刺さったような状態が発生することもあります。
そのような時はもう大変です、お尻の異変にパニックになるんですよね。
お尻をそこらじゅうに擦りつけて拭きながら歩く。とくにカーペットやベッドシーツなどの布で拭くんですよね。
家中にうんち線を作ってしまう大惨事もちょくちょくありました^^;
うちの猫らの草の好みといえば、青臭い道端の雑草が一番盛り上がるのですが、もしかしたら除草剤をまかれた場所の草かもしれないし、道端の草が安全安心なんてこともないわけで。
お気の毒だけど、草を与えなければ吐く回数もかなり減り、スリッパで嘔吐物を踏んで「あちゃ~^^;」なんて機会も少なくなり、うんち線もなくなり、
部屋だってきれいに保たれ、心配も減り、どう考えても、草を与えないほうが楽ちんです。
思い切って全部、猫用の草を外へ出して、室内から無くしてみたら、猫たちはどうするかな?と試してみることにしました。
初日、なかなかウンチをしてくれないので、便通になんらかの影響があるのかと心配していましたが、
数日経過してみると、心配しなくてもウンチはするし、無いなら、ないなりの生活をしています。
草が食べたいよーなんて訴えることもありませんでした。
毎日、何かしらあった胃液の汁跡もなくなくなり、生活が非常に快適です。
日々ブラッシングしてあげて、うんちに毛玉がちゃんと出てるなら、草は毎日とりわけ必要ないのかもしれませんね。
それに猫用の草はやっぱり葉が柔らかい猫草といわれる「えん麦」が口や食道やお腹を傷つける心配がなく安心だとそう思いました。
とはいえ、毎日野外へ散歩をするSIROさんは、毎回草を食べます。悩ましい問題です。
そして、ピンク色の胃液を吐いたのは、いままで合計2-3回だけ。その後食べても問題は発生しなくなりました。
それから散歩の際に好きなようにさせることにしました。たまに室内にも用意してあげることに。
あまり心配しすぎないで、猫の本能にまかせよう。という考えに落ち着きました。