軒下にアシナガバチが巣を作り始めた、と見守っていた巣が、実はスズメバチだった!という話です。

我が家では雨風がちょうどあたらない軒下は、毎年アシナガバチが巣を作る人気の場所でした。
今年も一匹の蜂が頻繁にその場所にいるので、1周間ほど見守ってきました。
(アシナガバチはおとなしいので我が家では共存し歓迎している蜂です)

写真はアシナガバチです。2018年の夏~秋に撮影
アシナガバチ おそなしい蜂 共存
基本的に古巣は使わず、春夏に新しい巣をつくります。ある年は大雨で、巣が雨に濡れてしまったことがありました。その際に、雨に濡れていない古巣をみつけ引っ越しをしていました。蜂はとてもかしこい虫だと知りました。秋が深まると、働き蜂も役目を終え、死んでいき、巣は自然とカラになります。
アシナガバチ おとなしい 攻撃しない 共存できる

 

そして、今年、見守ること一週間、アシナガバチだと思っていた巣が、どんどん違う形状になっていき慌てました。
こちら↓が、スズメバチの巣です

スズメバチ巣 自力で駆除しました 駆除方法

よく調べてみると
顔が黄色く胴体は黒っぽいシマシマ模様、巣の形状からするとコガタスズメバチのようです。
コガタという名前ですが、なかなか大きいのです。3-4cmほど。

コガタスズメバチの巣はとても興味深い形状です。画像検索すると完成後にはとっくり型になるタイプや恐竜の卵のような形状も、このまま完成を見守りたい!そんな気持ちもありましたが。
秋にスズメバチが大量に育っては大変なことになります。

スズメバチは、まず女王蜂が1匹で巣を作るそうです。そして子育てをして数を増やす。
なので巣を作っている最中は、まだ1匹なので取り壊してしまえば、自力で駆除できそうだということです。

巣を作り始めて1週間ほどの時期だったので、様子をみながら、蜂が巣から飛び去ってでかけた間に巣を取り壊すという駆除方法を実行しました!
蜂を殺さずに自力で撤去できる。

実は、作りかけの巣を棒で取り壊している最中に戻ってきてしまい、ひやりとする瞬間も。
飛び去ってから1-2分で壊して室内に避難する。これがいいと思います。

戻ってきたスズメバチは驚いてしばらく周辺を飛び回りますが、壊されたことを理解し、しばらくすると立ち去りました。殺さずに追い払う方法がうまくいきました。

スズメバチ巣 自力で駆除しました 駆除方法 2

また、コガタスズメバチは、スズメバチの中では気質は穏やかな蜂なんだとか、しかし秋頃数が増え気が立つ季節、家中に飛び回るようになっては少々やっかいです。ご近所にも迷惑がかかるし、家の中に入ってきたら、猫たちが追いかけ回し、刺されてしまうリスクも。そういう経緯で撤去しました。殺さずに撤去できてよかった。

実は、毎年、この場所にはアシナガバチが巣を作って暮らしていました。
アシナガバチはとても静かで穏やかな蜂なので、我が家では退治せずに共存しています。
家に蜂(クマバチ・アシナガバチ・ミツバチなど)がいるのも案外悪くないということを、ガーデニングを始めてからしりました。
クマバチやミツバチは受粉をし種をこさえてくれます。アシナガバチは幼虫などの虫を駆除してくれます。
彼らはとても穏やかで、飛び方もゆっくり、怖くないんです。だから大歓迎のハチさんです。

今年もアシナガバチに住み着いてほしいなぁ~と心待ちにしていたところ、スズメバチだったという残念な結果になりました。
以前、アシナガバチの巣がスズメバチにみつかり襲われる場面を数回、目撃したこともあります。
今年アシナガバチが我が家に営巣しなかったのは、スズメバチがウロウロしてしていたのが原因だったんだと理解しました。

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