なちなみに写真のヒヤシンスは1月にスーパーで購入した鉢植のもの。地植えより開花が早いです。
太平洋側や西日本の温かい地域では、水仙が12月や1月にもう咲き始めていたりするそうですが、
雪国ではその時期に積雪が多く、12月~2月は「枯れ草の茶色」「雪の白」「空は暗く灰色」といったモノトーンな世界。12月1月2月の3ヶ月間で、たった数回(1ヶ月に1、2回だけ)ものすごく綺麗な日があります。
冬の時期に咲く花は、山茶花(さざんか)・椿(つばき)・ビオラ&パンジーくらいでしょうかね。それらも雪をかぶっているので、鑑賞を楽しむようなそんな時期でもありません。雪国で最初に花をみかけるのは、3月~4月くらいでしょうかね。
椿は積雪前に咲き、積雪中はすでに咲いた花が雪の中で咲き続け、その後、融雪が進むとまた椿が咲き始めます。
ビオラやパンジーも雪の下で咲き続けています。
雪や凍傷で傷んだ花は早めに摘み取ると新しいつぼみが次々に育ちます。
雪が積もっても、雪の下では、ひとたび開花したビオラは咲き続けています。
今年、新潟の平地でも2020年~21年の年末年始、1月3連休、2月中旬と何度も大寒波に見舞われ、大雪が降りました。
一気に大量の雪が降り、積雪が多くありましたが、そのあと暖気もあったため、意外と融雪はすすみました。
すでに2月中旬以降、根雪(ねゆき)がほとんどない珍しい春です。
あとは気温さえ暖かくなれば、草花がぱっと育ち開花しそうです。
我が家の庭の草花も開花の準備をはじめています。
クリスマスローズ
水仙
ヒヤシンス
室内の鉢植えは2月開花
地植え・野外の鉢植えは3月頃
ヒヤシンスの次に「ムスカリ」、その次に「チューリップ」の順番です。
根雪(ねゆき)ってご存知ですか?こどもの頃から嫌いなものの一つが根雪でした。
根雪とは、積雪が続き、解けないうちに雪がさらに降り積もり、下雪が圧縮され固くなっていき、雪解けの時期まで残る下積みの雪です。
その根雪のかたまりに排気ガスや砂や泥が付着して、黒く汚い状態になって、アチコチに残るのです。
気候はすっかり春なのに、カチンコチンに圧縮された雪はなかなか溶けないの。汚くて景観が悪いんですよね。
今年は沢山たくさん雪が降りましたが、新潟の平地では根雪がほとんど残らず、2月後半までにぱっと溶けてくれて嬉しいです。