ちょうど10年まえ暮らしていた賃貸の一軒家で、向いに住む80代の老夫婦ととても仲良くなりました。
いろんな植物の名前や育て方を教えてもらい、そのなかのひとつが「カネノナルキ」でした。苗をわけてもらい育ててきました。
残念ながら我が家の品種は花が咲かないタイプのようでしたが、
お金持ちになれるように大切に育ててきました(^v^)
カネノナルキ 1年中 室内管理できる

当初は小さかったのですが、数年すると大きくなり、挿し木をし、2つ目を育ててきました。
1つは1年中室内で10年ほど育てています。
2つめの方は野外で3年ほどになります。もちろんどちらも鉢植えです。

カネノナルキ 野外管理 冬は室内へ

野外でも水はけの良い土(多肉植物の土など)で育てていれば、根腐れも起こさず、とてもたくましく成長してくれました。野外で育てたほうが葉がたくましいような気がします。
野外のカネノナルキは今年で3年目の冬を越す予定でした。しかし、室内にいれたとたん、みるみる葉が黒くなり、どんどんしぼみ、枯れていくので慌てました。

カネノナルキ急激に葉が黒くしぼみ枯れる原因は?

野外から室内に移動したのは床暖房のある部屋だったので、急激に水切れを起こしたのか?なんだ?なんだ?と焦っていました。
しかし、カネノナルキは土の表面がカチカチに乾いていても、そんなに慌てることもないほど、水切れに強いです。
水が足りないときは、枯れるのではなく、元気でぷっくり硬い緑の葉が少しふにゃふにゃにしなびている状態になるので、水切れで枯れる様子とはまったく違ったからです。
カネノナルキ 葉の霜枯れ 葉が凍死 写真

水を与えてみても、ますます黒く枯れていく。黒くなる様子が急激なんです。葉がカサカサに縮んだあとに銀色の粉のようなものもでます。
よく観察したけっか、カネノナルキの霜枯れだと発見しました。
氷点下を下回ると葉が凍死するのだそうです。

いつもは、11月末くらいの霜が降りる前に室内に移動していましたが、今年は油断し12月の中旬くらいまで出していました。
12月のよく晴れた朝に氷点下になり霜が降りた日がありました。それが原因だと気が付きました。

カネノナルキ霜枯れ後はどうなるの?

まず慌てない、枯れてポロリと取れる葉はとる。とれない葉は残す。
最終的に、凍死した葉は全部枯れたので、ポロリととれます。
新芽がでてきたので、傷んだ葉を早めにぜんぶ取り除き、新芽に栄養がいくようにしました。
枝まで霜の被害をうけた場所は枝もしぼんで元気がないので、そこもカットします。
新芽がでたら、あとは成長をまつだけのようです。

カネノナルキ 葉の霜枯れ 葉が凍死 新芽

カネノナルキ 葉の霜枯れ 葉が凍死 その後 新芽
植物は慌てず、様子をみてみることが大事です。
このぶんなら、春にはもとに戻りそうです。

おすすめの記事