夏に咲くユリは、さすがです。
暑さに強く、雑に扱ってもしおれにくい。

まだ、つぼみだったことから、お盆の真夏、野外に2日間ほど、
おおきなカメに挿して、つぼみの迫力を楽しんでいました。
(温かい場所のほうが早く咲き始めると思って)

盆花 仏花 墓花 自力でアレンジ

本来、野外に生けるときは、陽の射さない玄関先など、
日陰の場所じゃないと花が痛むと思います。

生け始めたものの、さすがに直射日光が射してきたときは、
日陰に移動させたりしました。

1-2輪咲き始めてから、花粉をとり、花瓶に生けて、家の中で楽しみはじめたところ、
一気に咲き始めました。

花が咲き始めて、3日目です。

夏 日持ちする 花 ゆり

夏場でも、こんなにキレイに咲き続けます。
ユリの茎は、固くしっかりしているので、水が汚れにくく
ひまわりよりも、日持ちがしっかりする気がします。
芳香があり、玄関先に飾ると、とても良い香りも楽しめます。

日持ちするユリの欠点は
・たくさん飾ると、水の入れ換えが大変です。
・開花すると花粉がたっぷりつきます。なので花粉は早めにとること。花粉をとると花持ちが良い。
・花粉に触ると、皮膚も衣類も色移りが大変なことになります。
※もし花粉がついたときは、こすらず拭かず。粘着シートでとります。
・猫がいるお宅は、ユリには大変な毒があり危険なのだそうです。
※葉や茎をかじることもNG。花粉をなめてしまうのも、ユリを生けている水を飲むこともNG。

我が家に猫が2匹おり、今までに数回ユリを飾ったことがありました。
いたずらすることがなかったので、大丈夫かなと思っていましたが、花粉でもNGとあり、とても心配になりました。
猫のユリ毒について調べてみた情報は、以下、動物病院のサイトです。参考まで

1、猫にとってユリは、不可逆的な腎臓の尿細管損傷及び壊死を引き起こし致命的な中毒を起こす。
2、ユリの中でもテッポウユリ、オニユリ、コオニユリ、鹿の子百合、キスゲの5種類は猛毒であり、この他カサブランカ、イースターリリーも中毒を起こす。
3、ユリの葉、茎、花弁を噛んだり、食べたり、花粉を舐めたり、ユリを入れた花瓶の水を飲んでも同様な中毒を起こす。

 

花粉が落ちていないか、アチコチ拭いて、嫌がる猫らの手足を拭いて、
一応毛にもついていかい、何度も何度も拭きました。
考えてみれは、拭くよりも、粘着シートのコロコロが良かったなと。

急いで、家に飾るのをやめ、実家の両親へプレゼントしました。

部屋に切り花を飾るのが好きなのですが、猫と暮らし始めてからは、
何がNGか、いたずらしていないか、など、一応チェックするようになりました。

猫らにも、本能的に、食べていいものと、そうでないものを判断しているようです。
グラス系の植物は遊んだり食べたりしていますが、それ以外は口にしません。

とはいえ、子猫の場合は、なんにでも興味を引くので危険ですね。
それに、成猫でも、花粉に毒がある場合は、踏んで、そのあと舐めてしまう危険もあります。

猫それぞれの感に頼るのは、万が一があったとき、
わたしが後悔することになるので、排除すべきだなと。

テーマから、話がズレてしまいました。
猫がいないお宅では、夏のユリは豪華で良いですよ!

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